クアラルンプールの治安とは？地元の人も気を付ける9つの注意点と、3つの危ないエリア

こんにちは、クアラルンプール滞在中の旅するノマド夫婦です。

これから年末年始を迎え、クアラルンプールに旅行に来る方も

いらっしゃると思います。

今日は、

「本当のところ、クアラルンプールの治安ってどうなの？」

について、現地の友人からのアドバイスも含め、

ご紹介していきたいと思います！

まず、マレーシアの犯罪率について。

マレーシア国家警察によると、犯罪率は減少しているようですが、

「スリ、引ったくりなどの街頭犯罪は増加している」

と注意を呼びかけています。

www.anzen.mofa.go.jp

私達の周りだと、

・マレーシア来歴数十回の添乗員が、電車で財布をすられた

・海外慣れしている駐在員の妻がiPhoneを引ったくられた

・クレジットカードをスキミングされた (私達・・)

など、旅慣れた人たちも被害に合うことがあります。

初めての人も、旅慣れた人も、気を引き締めていきましょう！

では、地元の人も気を付ける注意点と危ないエリアのご紹介です。

まずは注意点

１．日本人らしい服装は避け、よりカジュアルな服装をする

せっかくの海外旅行、おしゃれしたい！

気持ちも分かりますが、特にクアラルンプールはリゾートでは

ないので、極端な露出や、華美な服装の人は目立ちます。

現地出身の華人(中華系)の知人も、

「街を歩くときは、Tシャツ、短パンくらいがちょうどいいよ」

と。

(ちなみに私達は、10年以上前の、日本ではもう着ない服を持ってきて

着ています。)

おしゃれをしたいなら、ホテルのレストランや少し高めのバーなど、

TPOが合う場所でおしゃれしましょう！

２．カバンはリュックがおすすめ

クアラルンプールでは、バイクでの引ったくりの話もよく聞きます。

車道と反対側を歩いたり、反対側にバッグを持ったりも大切ですが、

バッグの種類も大切。

斜め掛けのバッグもよいと思いますが、こちらに来ると、

リュックサックの人が意外と多いことに気づきます。

しっかり背負ったリュックサックを引ったくるのはちょっと難しそう。

ただし、電車やバスの人混みでは、前に持つようにしてくださいね。

３．現金の持ち歩きは150RM以下

こちらも現地在住経験のあるアジア人の知人から。

現金の持ち歩きは、150RM以下がおすすめ。

知人の学生時代は、50RMしか持ち歩いていなかったそうです。

ローカルなご飯が、大体7～8RM。

50RMあれば、ランチを食べて、お茶するくらいはあります。

足りない場合は、クレジットカードを使うなど、現金の持ち歩きには

気を付けてください。 

４．後ろからくるバイクには振り返る！

２．でお話した通り、バイクでの引ったくりの話はよく聞きます。

クアラルンプールは、ベトナムのようにバイク社会ではありません。

渋滞を避けるためバイク利用者は多いですが、自動車の方が

圧倒的に多いです。

特に、後ろから来るバイク、歩道を走るバイクがいた場合は、

音を聞いたら振り返る、大きく避ける等、警戒している様子を

見せるように工夫してください。

５．お子さんの手は絶対に離さないで！

多くのアジア諸国で、子供の誘拐の話は聞きますが、クアラルンプールでも

同じように警戒が必要です。

日本のように、スーパーやショッピングモールで自由に走り回る子供や、

子供だけでお使いに行くケースなどはほとんどありません。

親は誘拐を警戒し、常に子供の手をつないでいます。

アジア諸国の誘拐は、身代金ではなく、人身売買であることが多く、

一度誘拐されたら、見つからないケースが多いとか。

旅先であっても、お子さんの手は絶対に離さないでください。

６．子供を使った新しいタイプの詐欺に注意！

５．でお話した通り、そもそも子供の単独行動はほぼありえません。

最近の新しいタイプの詐欺では、

・子供が一人で泣いている

・声をかけると、「迷子になってしまった。この場所に連れて行ってほしい」

と紙を見せる

・そこへ連れて行ってあげると、実はその部屋には大人が待っていて・・・

(金品要求、恐喝、強姦など・・)

という詐欺があるそうです。

優しさに付け込んだ詐欺、気を付けてください！

７．歩道橋は便利だけど、人が少ないところは気を付けよう

クアラルンプールは車社会。

反対側の道へ渡るのは難しく、歩道橋を設置されているところが多くあります。

ただし、この歩道橋、ホームレスが寝転がっている場合も多くあります。

多くの人が行き来している歩道橋もありますが、人が全然通らない歩道橋も

あります。

明らかに暗くて危なそうな歩道橋には気を付けてください。

続いて、危ないエリア。

１．工事現場周辺、裏道

クアラルンプールは現在も開発の真っ最中。

そこかしこで、ビルが建設されている様子を見ることができます。

工事現場の周辺は、道路も舗装されておらず、薄暗かったり、

人目につかなかったりと特に女性の一人歩きは注意。

同じように、暗い裏道、人がいない裏道にも気を付けてください。

２．チョウキット周辺

まだ私たちがクアラルンプール来歴2回目くらいの頃。

クアラルンプールの大学に通っていたことのあるアジア人の友人に、

「チョウキットというエリアは危ないから行ったらダメだよ」

と言われたことがあります。

地球の歩き方には掲載のある「チョウキット地区」。

ここは、ローカルなエリアで、観光地とは違う景色が広がります。

もちろん、駅もあり、バスも通りますし、地元では至って普通のところ。

いわゆる「アジアらしさ」を味わえるところでもありますが、

「危ないエリアである」ということは忘れないでください。

価格が安いと有名なチョウキットの市場はこんな感じ。

これは入り口で、その奥に市場が広がっています。

薄暗く、スリが多いところです。 

３．ナガサリ通り

こちらは、私達が暮らしているエリアの近くになります。

ブキビンタン地区にある、ごく普通の通りです。

ナガサリ通りには、ホテルやコンドミニアムもあります。

ただ、この通りは、バーやクラブで有名な、「チャンカット通り」

に通じています。

地元の人によると、

バーが大好きな欧米人が多く行きかう＝お金を持っている人が行きかう

イメージがあり、バイクでの引ったくりが発生することが多いとのこと。

十分注意していきましょう。

せっかくの旅行やロングステイで悲しい思いのすることのないよう、

日本とは違う治安に、お互いに気を付けていきましょう！

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今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。

ではまた～