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飛行機の遅延で空港に1泊!?乗継の香港空港で大トラブル発生!

こんにちは、旅するノマド夫婦です。

 

チェンマイから香港を乗り継いで、日本に帰国した私達。

 

結構厳しかったチェンマイから香港のフライト記事はこちら

 

 marukabb.hatenablog.com

 

 その後、何の疑いもなく、香港空港で乗り継ぎ時間を潰し、

早めにゲートに到着しました。

 

まさか、この時には想像もできませんでした・・。

こんなことが起こるとは・・。

 

 

そう。

香港への飛行機が8時間遅延し、香港空港に一泊することになって

しまったのです。

 

遅延トラブルの目次

 

1.なかなか始まらない搭乗。募る不安。

 

搭乗ゲートに行く前に確認したときには、時間に変更はありませんでした。

 

搭乗開始予定時刻の30分ほど前から座って待っていましたが、

搭乗の時間になっても始まりません。

 

最初はおとなしく待っていた他の乗客も、何やらソワソワし始めます。

 

近くに座っていた人が、カウンターまで行ったものの、

「何も分からないと言っている」

とのこと。

 

遅延だったら嫌だな・・・と思いつつ待ちます。

そうしているうちに、出発時間も過ぎ・・・

 

2.放送もなく、突然の時間変更!

 

出発の予定時刻から30分を過ぎた頃。

突然、皆が立ち上がりました。

 

それは、この搭乗時間の表示が突然変わったからでした。

 

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もともとの出発時刻が、01:25。

その下に、小さく出ている 09:10、これが変更の時間です。

 

夜中の1時に、8時間の遅延が決定・・・!

ちなみに、放送やカウンターからの案内は何もありませんでした。

(英語、中国語、日本語含む)

 

 

3.カウンターは中国語の嵐。どうなる!?

 

えぇえぇぇぇぇ!!!!8時間!?こんな夜中に!?

焦って、カウンターに向かいますが、そこは既に長蛇の列

 

カウンター付近では、中国語が飛び交っています。

旅するノマド夫婦、中国語はできません。

 

カウンターの前に陣取り、激怒の交渉をしているらしき中国人。

とりあえず、その隣にひっそりと立ってみましたが、

何もできない・・・。

 

4.いきなり張り出された、今後の対応

 

と、たまたまカウンターの真ん前にいた妻。

突然に、カウンターにこんな張り紙が貼りだされました。

 

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んんん??

とりあえず、遅延は決定のよう。

 

ホテルは航空会社側で用意

ホテルまではタクシーで自力移動。(料金はホテル持ち)

・または、タクシー代は払うので家に帰ってまた明日空港に来て

 

ちなみに、しつこいですが、この内容は放送などはありません。

ただ、ペラっとこの紙が貼られただけ。

 

この時、すでに夜中の2時頃。

出発は明日の9時なので、7時までには空港に戻ってこなければならない。

 

すぐに近くにいたスタッフにホテルの場所を確認すると、

空港から1時間くらいの場所にある

 

空港からホテルへの移動に往復2時間かかると、ホテル滞在はたった3時間

しかも、出入国で時間がかかれば、もっと滞在時間は短くなります。

 

ほとんど意味ない!!!体力消費するだけでは!!??(心の叫び)

 

5.とにかく交渉!待っていても何も始まらない!

 

ホテルへ行くのはあまり意味がない。移動で体力を消耗するだけ。

では、他に何か対応があるのか・・・・?

 

日本語を話すスタッフはおらず、英語で近くにいたスタッフに確認します。

 

このフライト自体が夜中の1時20分なので、振替先のフライトはなし

ホテルに行かないなら、出発まで空港で過ごすことになる、

その場合は毛布や食料を用意する

 

夫と話し「じゃぁ空港で過ごそうか」ということになりました。

 

でも、待っても毛布や食料は配られません。

仕方ないので、「毛布をください!!!」とアピールして、自分から

毛布をゲット。

 

その時、妻が気づきました。

 

搭乗口のちょうど目の前に、

 

キャセイ航空のラウンジ(ビジネスクラス用)があることに。

 

私たちの航空券はエコノミーですが、そんなこと言ってられない。

急いでラウンジのカウンターまで行って、搭乗券を見せ、

 

「ラウンジを使いたい!!だって遅延したのはおたくのせいだし!!」

 

とアピールし、ラウンジに入れてもらいました。

 

私たちがラウンジに入ってしばらくして、他のお客さんにも案内があったようで

ラウンジに沢山のお客さんが案内されてきました。

 

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6.一番大事なのは、英語と度胸?

ラウンジを使えるようになったので、飲み物や食事の心配はなくなりました。

深夜の空港では、ほとんどのお店がすでに閉店していたので、

これだけでも一安心。

 

ラウンジの奥にスペースを見つけ、イスを並べて簡易的なベッドを作り、

そこを寝床にし、出発まで過ごしました。

 

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全ての航空会社がそうとは言いませんが、今回、

 

待っていても、ほとんどの案内がなかったこと

 

が印象的でした。

 

香港での出来事だったこともあって、おそらく一番最初に情報を知って

動いたのは中国語のできる人たち。

 

次が、簡単でもいいから英語で交渉できる人たち。

 

一番何もできなかったのは、中国語も英語もできなかった人たち。

そして、ただ案内があるのを信じて待っていた人たちだったと思います。

 

海外に出た以上、日本の常識は通用しないことが多いです。

今回のトラブルで学んだのは、

 

・情報は自分でつかむべし。待っていても案内はない(かもしれない)

・図々しいくらいの交渉でも、とにかく交渉すべし。

・中学英語でもいいので、自分の意思が通じる英語レベルがあること

 

だったと思います。

 

ちなみに、翌朝。

日本人なら、「遅延したお客さんに、スタッフから今後の案内があるだろう」

と思うところですよね。

 

しかし、特に何もなく、搭乗口もかなり離れたところに変更されていました。

こういうところでも、自分から確認する姿勢が必要です。

 

 

もう同じ経験はしたくないですし、してほしくないとも思いますが、

参考になると嬉しいです。

 

 

最後に、

キャセイ航空のラウンジで食べた坦々麺は、とっても美味しかったです。

 

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今日も最後まで読んでいただきありがとうございます!

あなたのフライトも私のフライトもいつも定時運行でありますように!

 

ではまた~